【意外!?】正社員じゃなくても、同棲はできる!まずは、支出計画から始めよう!!!

その同棲、始められます。 同棲生活

こんにちは、しめじのこです。
現在は、アルバイトで働きつつ、彼女と同棲生活をしています。

みなさんの中には

契約社員で働いていくつもりだけど、彼氏と同棲もしたい。経済的に大丈夫かしら?

周りで同棲しているカップルはみんな正社員で働いているから、
アルバイトで同棲なんておかしいかな?


と不安に感じている人もいるかと思います。

でも大丈夫です。

世の中の流れとして、非正規雇用労働者は増加傾向にあり、労働者の約4割を占めているため、アルバイトや契約社員の身で同棲をスタートしても何も不思議ではありません
そして、初期費用は最低でも50万円、月々の生活費には、25~30万円が一般的に必要となるため、非正規として働いていても、経済的に不可能なわけではありません。

初期費用や生活費は、それぞれの価値観によっても変化するため、自分たちの場合は何にお金をかけたいかなど、事前に話し合いを重ね、支出計画を立てると良いでしょう

同棲する前にきちんと情報を集めて、不安を一つずつ無くしていきましょう!

非正規雇用労働者の増加

そもそも、非正規雇用労働者でありながら、同棲を開始することは珍しいことなのでしょうか?
周りに同じ境遇の人が少なかったり、正規雇用の人ばかりだと、なかなか勇気をもって同棲に踏み切ることができないかもしれません。

しかし、社会的背景を見てみると、どうやら珍しいことではなくなっているように感じられます。
まずはこちらのグラフをご覧ください。

出典:厚生労働省図表1-3-18 非正規雇用労働者の割合の推移|令和2年版厚生労働白書-令和時代の社会保障と働き方を考える-|厚生労働省
出典:総務省統計局
労働力調査(詳細集計)2023年(令和5年)平均結果の概要

これらは、
非正規雇用労働者の割合の推移と
正規・非正規の職員、従業員の推移を表しています。

非正規雇用労働者の割合は、20%から倍の、40%近くにまで上昇
さらに、非正規の職員・従業員数も
年々増加傾向にあることが見て取れます。

なぜこのように上昇トレンドにあるのでしょうか??
それは、女性の社会進出や高齢者の社会復帰が進み、労働者総数が増加したことや、
労働形態の選択肢として、契約社員・アルバイト・パートを選択することが容易になったこと等が挙げられるでしょう

そして、非正規雇用として働くことを選択し、

  • 自分の都合の良い時間に働きたい
  • 仕事よりもプライベートの時間を大切にしたい

という考えの人が増えている背景があります。
正規雇用よりも融通を通しやすい身分であることをメリットとして感じる人が多くなっているようですね!!


僕自身も、自由に休みを取り、プライベートを充実させたいという思いから、非正規で働いています。
友人や周りの大人たちを見ても、非正規で働き、プライベートの時間を重視している人が多いです!

働き方が多様化しつつある現代では、ますます非正規雇用の選択をする人が増えていく傾向にあると思います。
今でさえ、労働者の約4割を非正規雇用労働者が占めています。
なので、アルバイトをしているカップルが同棲を始めることは何も不思議なことではありません

非正規雇用労働者の平均給与

前章では、社会的に非正規雇用で働く人が多くなっていることを学びました。
非正規雇用で働く人が多いことはわかっても、現実的に金銭面で同棲を始める・継続することができるのか?という疑問を抱いてしまいますよね。
個々の理想の生活水準にもよりますが、特に気にするほどの問題は無いと捉えていただいて大丈夫です。
まずは、平均的な所得を把握しましょう。

こちらのサイトから一部引用しています
就業形態と賃金 ―進む非正規雇用者の処遇改善、将来的には更なる賃金上昇へ|日本人の賃金のいまを探る|コラム|リクルートワークス研究所

正規雇用者の年収水準=530万円
非正規雇用者の年収水準=306万円
となっています。
現状、賃金の伸び率で見れば、非正規雇用労働者のほうが高いですが、
金額でみれば、正規雇用に劣っています。

正規雇用労働者

  • 残業がある
  • 休みがとりにくい
  • 責任や義務が重い
  • 待遇が手厚い

非正規労働者

  • 残業を断りやすい
  • 休みを取りやすい
  • 責任や義務が軽い
  • 待遇が手薄い

一般的に、
正規雇用労働者と非正規雇用労働者に対して、
それぞれ上記のような認識が共有されています。
賃金の差は、こうした責任感や自由度に対する違いがあることで生じている一面もありそうです。💦

そのため最近では、非正規雇用労働者に対する処遇を改善するように求める声も多く、
福利厚生や、給料などで正規雇用とあまり変わらない待遇にしよう!という社会的な動きがあるため、
両者の垣根はなくなっていくのかもしれません。


アルバイトとして働く僕自身としても、
たしかに責任や自由度という点においては、正規雇用よりも裁量があると感じていますが、
仕事上の効率性や、会社への貢献度という観点からは、正規雇用と遜色ないのではないかと感じています。(正直、時給あげてほしいぃ…😂)

ちなみに、僕たちカップルの手取りは合わせて 30万円/月 くらいです。
生活費はざっくり月20万円くらいなので、手取りの2/3で生活できています。(後ほど詳しく)
たまに、旅行や外食にも行っているので、平均的な給与水準と比べると大きく下回っていますが、満足度は高いです。

先述したように、現在は、
正規雇用者の年収水準=530万円
非正規雇用者の年収水準=306万円
となっており、格差は大きいままです。しかし、今後

  • 非正規雇用への待遇改善(賃金上昇など)
  • 人手不足で働き手に対する需要が増加している
  • 働き方の多様化で非正規雇用労働者が増加する

こういった風潮が加速することで、
アルバイトでも賃金が増え、余裕をもって同棲生活を送ることができるようになったり、より豊かな暮らしの選択ができるようになったりするのではないでしょうか?

僕はアルバイトだから給料が少なくて、
同棲できるのか不安だな…


このような不安を感じている人でも、僕が一例であるように、十分同棲して暮らしていくことは可能です。(説得力薄い…?)

たくさんの情報を比較して、不安を一つずつ無くしていきましょう!

さて、ここまでの情報で、
アルバイトや、契約社員の立場でも、給料が水準より低くても、
同棲を始めることはおかしいことではなく、実際にできる可能性が高いことを見てきました。

次に考えなければいけないことは、
一か月あたりの生活費はいくらか
初期費用にはいくらかかるのか
ということです。
これらを事前に把握しておくことで不安を減らすことができます。
では、詳しく見ていきましょう。

同棲にかかる生活費(一か月)

同棲を始めるにあたり、
『一か月の生活費はいくらかかるのか?』
ということは、考えておかなければいけません。

年収や生活水準にもよりますが、一般的には、
一か月、約2530万円 の生活費が必要だ
と言われています。

先ほどのデータを活用すると、
手取り収入で、約20万円/月
カップル二人での総手取りは 約40万円/月となるため、
手取りの6割~7割で生活できる計算となり、
すこし余裕のある生活ができるように感じられます。


もちろん、働く時間が少なければより手取り収入は少なくなりますし、
生活水準を高めたいのであれば、より生活費はかさみます。
アルバイト同士で同棲を始める場合でも、平均的な生活を送るのであれば、手取りの7割くらいでできちゃいますよ~
ということを知っておくだけでも、かなり肩の荷が下りますね…

生活費はそれぞれの価値観により大きく変動するものです。
一般的な生活費の割合、僕自身の生活費の割合を、ぜひ参考にしてみてください!
以下のデータをもとに、自分の場合は「どのくらいの生活費がかかるのか」
ぜひ、時間をとってシミュレーションしてみてください!!

項目支出(家計調査)僕の場合(二人合わせて)
食費88,00035,000
住居16,00069,000
光熱・水道22,00021,000
家具・家事用品12,0008,000
被服及び履物8,00015,000
保健医療14,0000
交通・通信41,00015,000
教育14,0000
教育娯楽28,0000
その他の消費45,00050,000
合計288,000213,000
出典:総務省家計調査報告(家計調査報告(二人以上の世帯)-2024年(令和6年)9月分-

⚠家計調査はあらゆる年齢を対象としているため、住居の支出が著しく低くなっています。
また、子育て世帯も含まれているので、統計における教育費や食費などは高い傾向にあると思います。
以上のようなことを含めて、データをご覧いただき、各々の支出を概算してみてください!
ちなみに、住居費に関して、家賃の目安は手取りの3割程度が目安とされていることも念頭に置いておいてください。

初期費用

シミュレーション、やってみましたか…?
月々の生活費にいくらかかるのかがわかれば、次のステップ!!!
『初期費用』はいくらかかるのかを考えてみましょう

僕の経験からすると、
同棲を開始するにあたり、最低でも50万円は用意しておいた方がよさそうです。
(最低限暮らせる状態であれば十分だと考える人の場合…)
これは、アルバイトをすれば、3か月~半年で用意できそうな金額ですね!
どのサイトを見ても100万円程度あれば可能。と書かれていますが、余裕をもって同棲生活を始めたい方はそのくらい貯金しておくと安心なのかもしれません。
とはいえ、安心さを求めるときりがないので、とにかく同棲したい!!という気持ちの強い方は、ある程度貯金ができたら、同棲に踏み切ってもいいかも!?
(ちゃんと事前にシミュレーションはしておきましょう)

『初期費用』を細かく分類すると、

賃貸契約に係る費用
家具、家電
日用品
食費


となっています。


まず、賃貸契約をする時点で、家賃の約34倍の値段は必要になります。
賃貸契約時には、前家賃を払わなければならず、入居初月分の家賃翌月分の家賃をまとめて払うことが一般的となっています。(入居日を月末にすると初期費用を抑えられます)

初期費用を下げるポイント!

初期費用を抑えるには、『入居日』を月末に設定するのがおすすめです!
入居初月分の家賃については、日割り計算が適用されるため、
月末に入居であれば、家賃の約1か月分
月初に入居であれば、家賃の約2か月分がかかります。

例えば、
8月31日が入居日であれば、『8月の家賃を31で割った金額+9月の家賃』を支払い

9月1日が入居日であれば、『9月の家賃+10月の家賃』を支払うという感じです。

後々10月の支払いはしなければならないので、トータルで支払う金額はたいして変わりませんが、
初期費用で掛かる費用をとりあえず抑えたい!という方には、
月末に入居することをお勧めします


ちなみに、家賃の適正範囲は『給与の30%』までと言われているので、8~10万円以下で探すのが妥当な選択だと言えます。
(今回は8万円という想定で話を進めます。)

すると、前家賃だけでも816万円が必要になります。

また、賃貸契約時には前家賃のほかにも、
敷金・礼金・仲介手数料を支払わなければならない場合があります。
(交渉次第では、負担を軽くできるかもしれません!)

それぞれ家賃の1か月分が相場となっているため、
前家賃・敷金・礼金・仲介手数料などで家賃の34か月分(24~32万円程度)が必要となるわけです。

なお、アルバイトの身分で、賃貸契約の審査に通るか否かについては、様々なサイトで紹介されていますので、そちらを参照ください。
ちなみに、僕は、アルバイトの身分でも無事に審査に通ることができました!
よほど、年収が低かったり、信頼度が低かったりしなければ審査を通る可能性が高いので、
賃貸探しや、同棲後の生活について話し合いをすることに時間を使うのがいいと思います!

次に、必要な家具・家電を見てみましょう。

最低限暮らすことができる状態にするには、
・冷蔵庫(6万円)
・洗濯機(4万円)
・ガスコンロ(1.5万円)
・カーテン(3万円程度)
・ドライヤー(3000円)
・炊飯器(6000円)
・単機能電子レンジ(9000円)
・調理器具(5000円)

が必要になります。
ざっくり、16万円ほどですね。
基本的に、今住んでいる家から持っていけるものは持っていくようにすると、初期費用は抑えやすいです。掃除機も、当分の間はクイックルワイパーを代用品として使うという選択肢があります。
大体の荷物は車で運べちゃいますし、車を持っていなくても、引っ越し業者に依頼するよりは、自分でレンタカーを借りて運んだりした方が安く済むと思います。

日用品に関しては、
・トイレットペーパー
・ティッシュペーパー
・シャンプー
・コンディショナー
・ボディーソープ
・柔軟剤
・洗濯洗剤
・食器用洗剤
などなど…
大体2万円ほどあれば、揃えることができます。

最後に食費ですが、生活を始めた直後は、
醤油や料理酒などの調味料、油などを買う必要があるので、
通常の食費よりも少し多めに見積もっておいたほうが良いでしょう。
ざっくり、初月分の食費は5万円くらいだと考えましょう。

以上から、
家賃を8万円とした場合の初期費用の最低額は
・賃貸契約時に24~32万円
・家具や家電に16万円
・日用品に2万円
・食費に5万円
合計すると、47~55万円となります。
最低限の暮らしでもOK という方はこの数字を目標に貯蓄を頑張りましょう。
なんだか、ハードルが低く思えてきませんか??

とはいえ、この試算は最低限の生活水準を想定しているため、
もう少し生活道具を揃えたい!!
家具にはこだわりたい!!
家賃を上げて、間取りにはこだわりたい!
という方は、もう少し予算を上げておきましょう。

まとめ

ここまでご覧いただきありがとうございます。
同棲生活への不安が軽減されたでしょうか?

アルバイトや契約社員などの非正規として働いていると、
周りの同棲しているカップルは正社員ばかりだけど大丈夫かな…
経済的に自立した生活を送れるのかな…
具体的に同棲を始めたらいくらかかるんだろう…
初期費用っていくらくらい用意しておけばいいんだろう…
という不安を感じ、思い切って同棲に踏み切ることができない人が多いと思います。

僕の経験から言えることは、

  • 社会的な流れとして、非正規雇用労働者が増えており、非正規で働くカップルが同棲を始めても珍しいことではない
  • 正規雇用と比べるとやや待遇で劣る部分はあるが、平均的な生活をすれば、同棲をしていくうえで経済的な問題は生じにくい
    (非正規労働者の待遇改善に期待です…✨)
  • 家計調査によると、一か月の支出は約29万円ほど。一般的に言われるのは25~30万円だが、個々の状況により異なるので、シミュレーションをするべき。
  • 初期費用は最低でも50万円は用意しておきたいところ。
    自分の理想の生活スタイルに合わせて、家賃の値段・家具の値段などは事前に見ておくといいかも(家賃などの固定費については慎重に考えてください)

ということです。

同棲をするという決断はとても大きなものですし、必要になる金額も大きいので、
慎重に話し合いを進めていってください。
大切なのは、自分たちに合った生活スタイルでいくら生活費がかかるのかを事前に把握しておくことです。
じっくりでいいので、時間をかけて決めていけるといいですね!

ほかにも様々な情報を発信していきたいと思いますので、
ご覧いただけるとうれしいです✨

プロフィール

20歳社会人です。
大学を中途退学したのち、アルバイトの身でありながら、恋人との同棲をスタート。
我ながら、稀な過去を持っていると思い、ブログを開始しました。
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